労の詩
わたしではないものに、わたしが宿っていて、肉体をいじめている。波、ひしめく、潤滑にされるべきだが、撃たれているね、病的に、走ってみる、身を任せる。身体のこえが、きこえた。(蹄でも、なんでもいいから、痛めつけなさい。) ひたむきに、甘やかされるまでだよ、
脊椎から、わたしは、砕かれていくが、ゆるされないために、崩れるわけにはいかないし、えいえんに、保ちつづける。類だからね、と、社会。じゅくじゅくの、傷跡が、美味しそうにしている。身体のこえが、きこえる。(心臓がえぐられて、そのほかには?) もっと痛めつけられるようにね、
わたしは、生身、って、だけ
生を、宿している、って、だけ
の
ひと よ
労の詩