内々信仰

銀歯で、心臓のさきを刺す、
ので、
死ね

祈ると、生きている。幸先は、ぼくが決めている。余波で、倒れてしまうそうになるときの、天上のたかさが、きもちよくて、死に際のことばを、拾いたい。それは、ゆびをきって、血が、ぽたぽたすること。傷だ。星のみえない夜のほうが、しんじた、銀色に、かがやいているはずだ、幻想することは、余波を受けとること、だから、みえないでほしい、外傷がほしい、口から、なにも、こぼれない、うん、

死ぬ

内々信仰

内々信仰

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2022-05-08

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