ニユウヨウコ
カップの中で波打つ琥珀色の濃淡から立ち上がる
冷えて澄みきった朝冬が訪れた海のけあらし
喉を通る温度からそれはまるで彼方の国のよう
届け暖かい息赤くなった鼻先の遠くの君に
けあらし
ニユウヨウコちぐはぐな部分が形になるような、形になってる部分がちぐはぐになるような、そんな一場面を書いていこうと思っています。
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