黒猫現る 少しの夢を見させる OL編

すんのはじめ

 私は、北春鈴音《きたはるすずね》、去年、女子短大を卒業し、今の会社の広報に採用された。そろそろ1年になるが、半年前から営業の竹内肇《たけうちはじめ》と付き合っている。彼は、大卒で入社5年、そろそろ係長になると噂され、彼を射止めようと狙っている女子は多い。私だって、学生の時は、クラブに行くと何人も男たちから声を掛けられたし、社内でも、スタイルも良いし美人だとささやかれていることを知っている。先週、私は結婚を申し込まれて、OKしたんだけど、その後の話し合いで・・

 今夜、私は、全てを投げ出すつもりで、下着もそれなりのものを着けてきていた。私は、あっちの経験がなかったし、男性とお付き合いするのも、女子高、女子短大だったせいか初めてだった。
 私達は、食事しながら、式の段取とか式場のことなんかを話あって、そのあと、ホテルのバーで飲んでいた。このあとはと覚悟していたのだが、彼から前にも言われていたこと、結婚したら私が会社を辞めろと、今夜も、彼に言い出されて、もめていた。私は、ようやく、仕事にも慣れ、広報として認められ始めたとこなので、辞めたくなかった。

「結婚したら、俺が食わしていくから、君は家でPC使った内職でもすればいいじゃぁないか」

「そんなの嫌よ 今、課長から、今度の宣伝パンフも考えて、提案してみればって言われているのに」

「だけど、ふたりとも同じ会社なんて、具合悪いだろう」

「別に、いいじゃぁない 他にも、夫婦だって人達、居るよね」

「そうだけど、俺は嫌なんだ。色々と不都合なことあるだろう やりにくいし」

「不都合なことって何? 他の女の子と仲良く出来ないからでしょ」

「そんなこと無いよ そんな風に俺のこと見てるのか 信用しろよ とにかく、辞めてくれ」

「辞めたくないなぁー 私、仕事で認めて欲しいのよ」

「そんなに言うのなら じゃぁ 結婚のこと、しばらく見合わせよう しばらく、会わないで、もう一度、考え直そうよ」

 と言って、あっさり席を立って出て行ってしまった。どうして、わかってくれないの。私だって、あなたみたいに仕事が出来るわ。男子社員だって、私に声を掛けてくる人が何人かいるわ。みんな、私とお付き合いをしたがっているのに・・。
 その時、直ぐ隣から

「こちらの素敵な女性にルシアンを」とバーテンさんに伝えている男性の声。見ると、外人さんが微笑んでいる。

「私、今、カルーア・ミルクを・・」

「私は、マーカーと言います。日本に来て5年です。どうぞ、よろしく、あなたのような方には、ルシアンの方が似合います。口当たりが良いですよ どうぞ、プレゼントです」

 いきなり、勧めてきた。ナンパなのか。背も高くて、カッコいい。薄暗い照明の下でも、ハーフぽっく、凛々しい顔立ちなのがわかった。自然と、隣に座ってきて

「私は、医学部で今、研修生です。あなたのような美人の方とこうやって、お酒を楽しめて、すばらしい夜です」

 私も、出されたカクテルに口をつけて「いい香りがして、おいしい」と思った。自然と、打ち解けて行った。かれは、白人と黒人のハーフということだ。日本では、友達もあんまりいなくて、寂しいと言っていた。

「失礼ながら、近くで聞こえてしまったのですが、彼のひどいですね。一方的で、あなたのことなんか、まるで、考えていないですね。良くないです。あなたにも、プライドがあるでしょう 守らなきゃぁね」

「日本語、お上手ですね。聞こえてました?」 

「日本語は勉強しました」

「彼、普段、優しいんですけど、私の仕事のことになると・・ 私どうしたら、いいか・・」

「あなたのように仕事出来る人は続けた方がいい。能力がもったいないです」

 私のことを、褒めてくれていたんで、それに、相手が将来のお医者さんという安心感もあって、私は、調子にのって、お酒をおかわりしていた。それまでも、今夜のあのことを考えると、恥ずかしいだろうからと思って、いつもより飲んでいた。「お化粧を直してきます」と言って、向かう時、少し足元がふらついてきているのがわかつた。帰らなきゃと思ってドァをあけたら、マーカーがグラスを片手に立っていた。

「ダイジョブですか これを飲めばスッキリしますよ」と勧めてきた。

 私は、一気に飲んでしまった。炭酸でのど越しも良かったから。

「少し歩きましょう 酔いさましになりますよ」と誘われ、一緒にお店を出た。しばらく、肩を抱かれるようにして歩いていたが、だんだん、酔いがまわってきて・・。おそらく、さっきのもお酒が入っていたのだろう。

 小さな公園を抜けて、裏通りに入ると、彼は、私の腰に手を廻して来た。通りの先には、派手な電飾が並んでいる。

「嫌」と言ったが、私、もう足に力も入らなくなっていて、もう一度「嫌 こんな いゃー」と言ったけど、大きな体格で、私を抱え込むようにして、薄暗い入口の中に連れ込まれてしまった。

 部屋に入って、私は、長いソファに投げ出された。もう、頭がボーとして、焦点も合ってなかった。スカートが捲れて、あいつは、私の靴を脱がして、脚に頬ずりしてきた。私、今夜はストッキングを穿いていない。粘っこい唇が太腿まで上がってきて

「いやー やめてよー」と言ったと同時に、うつ伏せにさせられ、背中のファスナーを下げられ、着ていたワンピースを剥かれるように脱がされようとしていても、抵抗できなかった。

「いや こんなこと お願い 帰してー」と、私、うずくまっていた。あいつは、自分の服を脱ぎ捨て、トランクス1枚になっていた。

 震えている私を抱きかかえ、大きなベッドに投げ出したかと思うと、思いっきり、唇を吸われ、着ている花柄のキャミソールを引きちぎるように脱がされた。私は、両方の腕で胸を抱きしめていたが、

「セクシャルな下着だね いつも、そんなの着ているのか スリムだから、オッパイ小さいのはしょうがない でも、その方が、あそこも小さ目って言うからな」

 今夜は、あの人と初めての夜のつもりだつたから、特別なものを着けている。赤い縁取りがある白いレースのフリルが前後ついていて、腰の片側だけが大きなリボンの紐結びになっている。ブラも同じようにフリルが付いている。こんなの恥ずかしいと思ったけど、あの人に喜んでもらおうと思っていたのに

「そんなぁー 私、今夜は・・」

「今夜はあいつと楽しむつもりだったのか 代わりに、俺がかわいがってやるからな」

 バーの中では、紳士のようだったのに、全然違って、私は怖くて声もだせなかった。手が伸びてきて、ブラをずらされ、乳首を吸われていった。

「プルンと張りのあるオッパイだぜ 形はいいぞ」

 ブラもはぎ取られ、あいつは自分のものを私の目の前に出してきた。私の顔を大きな手で挟みながら

「舐めろ 口で咥えてみろ」と言ってきた。

「そんなー そんなこと嫌だぁー もう許してー」私、泣いて、もう、顔もくしゃくしゃだった。

 平手が私の頬に・・。私、こんなのは、生まれて初めて、今まで、叩かれたことなんて無かった。髪の毛を掴まれ、片手で頬をピタピタと叩かれながら

「お前は、俺の物を、下に突っ込んでほしいのか、口で頬張りたいのかどっちだ 言ってみろ どうなんだ」と、恐ろしい口調だった。

「そんなこと 嫌です 出来ません お願いします 許してー」

「どっちが良いのか聞いているんだ 言えッ」

「あぁー お口で・・」

「聞こえないぞ どうぞって、日本人ならお願いするんだぞ」髪の毛を強く引っ張られた。

「どうぞ・・ お ね が い し ま す お口で ・・」言えなかった。

「駄目だ 最初からちゃんと言え どうぞお願いします あなたの〇〇〇をしゃぶらせてください とな はっきり言え」

 私は、その恥ずかしい言葉を泣きながら、言わされていた。その後、あいつの言う通りに、歯を立てるなと言われ、あれの横を舐めさせられたり、口に入れたまま、舌を動かし、頭を前後に動かすように言われた。大きい、口の中が・・もう、駄目・・男の人のって、こんなに大きいのって・・

 私は、パンティだけの半裸で、ベッドで縮こまっていた。もう、酔いも醒めていた。どうして、こんな目に合わなければならないの。今夜は、初めての‥想い出の夜になるはずだったのに・・。あいつは、ベッドに座って、ビールを飲みながら、私の肢体を眺めている。時たま、私を撫でてくる。私は、その度に身震いをしていて、あいつのあれが、いきり立っているのが怖かった。

 ビールを飲み干したのか、缶を投げ捨てて、私に被さってきて、口を吸われた。パンティの腰のリボンをほどかれて

「嫌 それはしないって それだけは やめてー そんなの」

「男が欲しいんだろー こんなの穿いて お前はいやらしいんだろ」

「そんな 嫌 嫌だぁー あんたとなんて やめてよー」

 脱がされて、脚を広げられ、あそこを舐められて、舌で突かれて、男のあれが縁をこすっているのがわかる

「やめてぇー お願い 私 したことないんです お願い ゆるしてー」と、身動きもできない状態で・・

「おっ バージンなのか いいじゃぁないか お前が可愛いから、こいつが入りたがっているんだよ したかったんだろー 俺が教えてやるよ 腰の振り方もな」

 私は、嫌、嫌しながらなんとか逃れようとしていたけど、突然、アソコに痛みを感じた。思いっきり、アソコを引っ張られるような痛み。「あぁー いやぁー」声が出なかった。痛みにも耐えていた。「嫌 動いたら・・」

「痛い、嫌」と私、ずっと泣いていたと思うけど、あいつのものは奥のほうまで・・動きを止めなかった。

「思ったとおり、狭くて気持ちいいぜ」と、動きが激しくなり、「痛い 動かさないで」と思っていると、熱いものがドクドクと、アソコの奥のほうであたるのを感じた。しばらくして、あいつは、私の上から降りて行った。「ぁー 嫌 中で出すなんて・・」私は、絶望と、開放感に少しの快感を覚えてしまっていた。

「どうした お前のプライドなんてものが、ずたずたになるまで、まだまだ可愛がってやるからな」

 その夜は、少し寝ては、私に四つん這いを強要したりして、腰を振れとか、跨ってこいとか言われて、何度も、入れられて、中で果てられた。朝になると、あいつは、私のパンティを奪って、出て行ってしまった。私も、重い身体でシャワーを浴び、裂けたキャミをバッグに入れ、ホテルを出た。

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 近くの公園のベンチまでようやくたどり着いて、きのうの夜のこと、後悔していた。あんな変態男に、私の初めての身体も奪われてしまって、あんなに激しいことをされて、結婚の話もなくなって、絶望に近かった。

 そんな時、何処からか赤いリボンの黒猫が現れて、私は、ホテルのテーブルの上にあった、一つのハムサンドを持って出たのを思い出し

「お前も独りなんだね これ、食べなさいよ」と手の平にのせて、差し出した。すると

「お前、後悔してるんだろう。でも、お前も悪いぞ、後悔する前の時に連れて行ってやるから、よく、考えてみろ」

 と、黒猫がしゃべった。

 

 私達は、食事した後、ホテルのバーで飲んでいた。彼は、結婚したら私に仕事をやめて欲しいと言ってきた。私は、

「わかった。しばらく、家に居るね。お料理の勉強します。でも、落ち着いたら、会社の下請け先で、仕事始めてもいいかしら」

「うん、仕方ないね、どうしてもって言うんだったら」

 店を出て、私は、彼の腕にすがりついていった。彼は、黙って、公園を抜けて、あの派手な電飾のある一角に向かっていた。途中、彼は、私を抱きしめて、唇を吸って、舌を差し入れてきた。

 私は、されるままに身体を預けていたが、足元近くで茶トラの猫がうるさく鳴いている。彼の手が、私のお尻を撫で始め、スカートの下にまで潜り込もうとしていた。

「いや こんなとこじゃ」と、彼の手を掴んで、拒んだ。

「いいじゃぁ無いか 誰もいないよ」と、手を奥まで・・。「湿ってきているのか」

 私は、そんな恥ずかしいのは嫌だった。でも、彼が求めるなら・・。茶トラの猫が下から見上げて、うるさかった。イライラした私は、

「いやぁね 汚らしいわよ あっち行ってよ」と、私は猫に八つ当たりするように、足を振り上げて追い払った。

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 部屋の中に入ると、赤とか青の照明、真ん中に大きなベッド、その奥にすりガラスを挟んでバスルームがある。私には、初めてのはずなのに、何故か見たような光景だった。

 彼は、キスをしながら、ファスナーを下げて、肩から抜いて、ワンピースを落とした。花柄のキャソール姿の私を、ベットに押し倒して、私の乳房をむさぼっていった。キャミソールを脱がしながら

「色っぽい下着だね かわいいよ」

「私、肇さんに喜んでもらおうと思って この日のために・・」

「そうか じっくり、拝見させてもらうよ」と、服を脱ぎ、照明を明るくした。

「いや 恥ずかしい 暗くして」と、言ったが、かまわず、ブラを外され、乳首を含み、下に向かって、唇を這わしているのがわかった。

「この細い腰つきがたまらん いじめたくなる」と、パンティの上からなぞってきた。

「あーん やさしく、お願い 私、初めてなんです」

 彼は、フリルのパンティの横のリボンをほどき、徐々にずらしていった。パンティを抜き去ると、私の脚を広げて、しばらくそのままだった。

「あぁー 嫌だ そんなに見つめないでください」

「君のアソコを、じっくりと見せてもらってるんだ 濡れてきているな」

「あーん いやだぁー」 彼は、私の陰毛を分けて、唇を寄せて、舐めあげてきた。

「あぁー」と声が漏れてしまった。ぞくっとした快感に我慢できなかった。

 彼のものが、アソコの周りを擦れているのがわかる。「早く」と思って、だんだん、じれてしまって 

「あぁ もう」と声が漏れてしまった。

「もう なんだ 入れて欲しいのか」

 私は、恥ずかしいし、声は出ないけど、うなづいた。すると、プチッと言う感じで彼のものが入ってきた。一瞬、痛みが走ったが、私はうれしかった。「ようやく、彼のものになれたんだ」 彼にしがみついて行った。

 彼は、私の中でゆっくり動いていた。彼をもっと奥まで感じたくて、私の腰も動いていた。「あぁー こんな いやらしい」と思いながらも、何故か、身体が反応している。「そうだ、前に、さんざん強制させられたような気がする」

「気持ちいいのか?」と聞かれ、うなづくと、彼は激しく出し入れしてきた。自然と声も出てしまっている。「もっと、奥の方まで動いて、あなたを感じたい」と思い、腰も激しく振っていた。

 私が、気持ちよくなり始めた途中で、彼は、いきなり、抜き去って、私の口にそれをくわえさせた。口の中で熱いものがこぼれだして、彼は果てた。

 彼は直ぐに、立って行って、シャワーを浴びて、服を着だした。私は、何だかわからず、アソコにティシュをあてて、パンティを着け始めた。

「じゃあな 君とは、考え方も合わないみたいだ 僕には、もっと理想の女性が居るような気がしてきた。 それに、僕は、猫をとてもかわいがっているんだ。ノラ猫でもあんな風に扱うのは嫌いだ。彼らも必死に生きているんだ。君にはやさしさを感じられない 別れるときは、さっと別れような」

「そんなことでー 私、全てをあなたに・・」

「君は本当に初めてなのか 腰を使ってさ 処女なんてウソじゃあないか 抱いて欲しかったんだろぉー まぁ、又、僕のが欲しくなったら、相手ぐらいしてやっても良いぜ 細いわりにスタイルのいい身体付きしてるからな」

 私は、打ちのめされた思いでバスタブに浸かって、泣きながら、身体をこすり、男の臭いを消し去ろうとした。外に、出ると、もう空も明るくなりかけていた。仲の良さそうなペァも歩いている。

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私は、公園で座っていた。絶望と空虚感しかなかった。お化粧もしていないし、髪の毛もボサボサだ。
「何が、いけないの 私は、一生懸命、つくそうとしているのに この身体だってささげたわ ひどい あの人 私を弄んだだけ」と、独りごとをつぶやいた。
あの黒猫が足元に現れた。その猫に向かって
「結局、一緒じゃあないの 遊ばれただけよ」と私は、叫んだ。

「お前に、いい想い出を見させてやるつもりだったけど、あの茶トラは俺の仲間だ。あいつが、へそを曲げたんだ。途中から、変わって行った。でも、お前も男を打算で選んでいると、幸せなんてこないぞ 今回は経験だと思って、考え直すんだな」
 黒猫は繁みに消えて行った。

黒猫現る 少しの夢を見させる OL編

黒猫現る 少しの夢を見させる OL編

付き合っている彼氏と喧嘩別れしたあと、知らない男性に声をかけられ、飲みにいったが・・・ 希望もなくして、公園にいると 赤いリボンの黒猫が現れ、後悔する前に連れて行ってやると・・

  • 小説
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更新日
登録日 2021-06-10

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