林やは

改めて、詩の感想を書くと宣言したのに、急に逃げてしまってごめんなさい。理由を話すのに冷静になる時間が必要で、すぐお答えできなかったこともごめんなさい。

わたしは、書くのをやめるつもりは一切ありませんでした。それはわたしがあなたに宣言をしたときに、決意したことです。
わたしは「愚かで傲慢でした」とツイートしましたが、わたしがわたしを愚かだとおもい、傲慢だとおもいながら、あなたに感想を書くことなど、あなたに失礼です。
たしかに3ヶ月くらい前、詩の感想を書こうかとおもいたったときは、わたしはわたしを愚かだとおもいました。noteで公開した文章に書いたとおり、感想を書くのは苦手だし、自分の意見を発信することに抵抗がありました。わたしは一体何者なのか、とおもいました。でもそれでも、わたしという何者でもないただ創作しているだけの人間がやることに意味があるとおもいました。
気持ちをそこまで持っていくのに3ヶ月かかりましたが、でもだからこそ、決意はかたかったのです。一年間は何があっても続ける、誹謗中傷を受けたとしても必ずやり遂げる、という熱意がありました。
ココア共和国に投稿されているひとはとてもやさしくて、いやなことは云われなかったし、意見を求めたら快く教えてくださいました。とてもうれしかったです。ありがとう。
それと同時に、わたしに対しての批判がないことに、わたしの実力不足を感じました。もっと、鋭い意見も必要なのかもしれないと。

ではなぜやめるに至ったか。簡潔にいえば、家族にやめさせられました。
家庭内のことなので恥ずかしくて、こんなこと、ほんとうはあなたに伝えなくないのだけれど、それはまた、卑怯なことだとおもって恥を捨てて書きます。
細かい経緯はいいませんが、わたしがいまこんなことをやっていると雑談程度に話すと、「そんな傲慢なことをしていたのか」「人間としておかしい」などといわれました。わたしは話すことで気持ちを伝えるのが苦手なため、口喧嘩には勝てず、「傲慢でした」といってやめろ、といわれました。わたしはやめるしかありせんでした。

家族は詩に理解がありません。というより、“詩を書いているわたし”に理解がない、でしょうか。
書いているわたしを見て見ぬふりをすることはあります。でも文学や芸術を考えず、詩を読まず、本すら読まず、わたしの詩論や思想を鼻で笑い、わたしの詩をせめて年2編読んだくらいで、「あなたの詩には愛がない」といい、「感情のない人間だ」とまでいいます。そしてあなたの詩は金にならないのだから、やめればいいじゃないか、と。
家族の気持ちもよく考えればわかります。21歳にもなって詩を書いていることなど恥なのです。この歳で夢を追うことは、あまりに現実的ではないのです。文学に理解がないとなると、なおさら、そうおもっても仕方ありません。
でもわたしは泣かなずにこの文章を書くのに2日はかかったのです。家族に「人間としておかしい」などといわれることは、かなりしんどいです。
でもこれはわたしの意見です。家族の意見を聞いて、それらを公平に見定めなければどちらが正しいなんていえません。

わたしは嘘をつきたくありません。
だから、あなたに感想を書きますと宣言した以上、これからも書きます。約束します。
でも家族にやめます、といったがゆえに、ネットに公開することもできません。
正直、どうすればいいのかわかりません。

あなたがわたしにことばをかけてくれたこと、わたしはとてもうれしくて、より詩について考えようというおもいが強くなりました。でもわたしの家族は、あなたがどんなことばをかけてくれたとしても、あなたはたったネットのひとだから、と、いいます。どこのだれだかわからないひとに、惑わされるな、と。それも、正しいのです。たしかにあなたがどんなひとか、わたしはほんとうのことは、しらない。あなたは実は、わるいひとなのかもしれない。でも、わたしがここで生きているように、あなたもそこで生きています。わたしはそれをしっています。画面の向こうの生身のあなたを、わたしは、蔑ろにはしたくない。

この話には答えはなくて、ただ、やめるに至った経緯を説明するしかありません。わたしの実力不足だとおもいます。ごめんなさい。読んでくださって、ありがとう。

  • 随筆・エッセイ
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