~消えてゆく研究員~
なかなか更新できずすみません。それでも読んでいてくれている方、ありがとうございます!!本当にうれしいです。
登場人物
星野 優野 50歳 研究員
環奈 凛音≪かんなりんね≫ 35歳 研究員
エレーナ婦人 70歳
星見 プラン ?歳
(内容)
プリズムホールド 強烈な結晶したCASTLE
CASTLE 純粋な魔力
CASTLE は、ある人物の魔力をコピーしたもの。
CASTLE は、純粋な力で守られる。
I
星野先生が、遠くへ行ってしまった。
星野先生は、何を見ていたんだろうか。
尊敬しています。
あの先生は、すごくいいひとです。
II
『星野』
「何ですか。エレーナ婦人」
『ミスター、星野、あなたは、何を見ているのです。』
「は?」
「僕は、この世界を創造≪デザイナ≫するんだ!!」
『そうですか。』
『ひとりになってはいけませんよ。』
『ミスター星野』
「わかっている!!」
「それくらい!!」
『星野!!』
「マ・・・
リ・・・
ン・・・」
『星野、あなたは何をしているの?』
「マリ・・・ン。」
「あなたの、この計画は失敗したのよ。」
「・・・。」
「僕はどうすればいいのだ。」
「環奈の自殺。
アランの消去!!
そして、未来遺伝子のコピーが!!」
頼れるのは。
星見プランを・・・。
コピーした。
あの子だけ。
あの少年!!
III
『星野先生。』
「何だ。環奈。」
「わたしは、死んでしまいたい。」
「どうした?環奈」
『わたしは、プリズムホールドの対価が。重すぎるのです。』
「そうか。」
「しかし、このプリズムは、もったいない。」
「マリンは臆病者だ。」
「マリンも、この研究をやめたんだ」
「環奈!!君は、こんなことで・・・。」
『わたしは、かわいそうで。』
IV
「エレーナ婦人!!」
『どうしたのですか?ミス、環奈』
「わたしは、怖い。」
「わたしは、この。」
「死んでしまいたいんです!!」
『ダメです!!』
『あなたは、生きていてください!!』
はい・・・。
V
いのち。
わたしは死にたい。
苦しい。
『生きていてください』
わたしは、この寿命まで生きるのが。
ツライです。
まだ。
「あなたは、強く!!」
「生きるのです!!」
いつか、こんな苦しい日があったと懐かしく思うときがある、と。
思えれたらいいい・・・。
強く!!
懐かしく、「もう変なんてしないなんて」という曲が脳裏に流れる。それは、消えたい気持ちを和らげてくれる。英語のB〇NIという女性が歌っているものは、人生の通ってきた道を思い出し。
雨が降ってきて。
きれいな虹がかかる。
つらい気持ちが、晴れてくる。
そして、明るく力強い声のアニメの子が歌っているカバー曲は、聞いていてすごく元気になった。
もう死にたいとは、
思いたくないな。
~消えてゆく研究員~