初恋の詩
星に撃たれた少女と、ぼくは、恋をしていて、少女はきみのことが、ぼくはあの子のことがすきだった。くらい街の、灯りくらいになりたいぼくたちは、偽りになげうって、キスの練習をした。甘い。ときみは云って、ぼくはかなしい。とおもった。ふつつかな子どもで、生きることが罪みたいになった。どきどきした。ぬぐえない記憶が、はじけないままで、ぼくたちのここには、あるのだ。
初恋の詩
星に撃たれた少女と、ぼくは、恋をしていて、少女はきみのことが、ぼくはあの子のことがすきだった。くらい街の、灯りくらいになりたいぼくたちは、偽りになげうって、キスの練習をした。甘い。ときみは云って、ぼくはかなしい。とおもった。ふつつかな子どもで、生きることが罪みたいになった。どきどきした。ぬぐえない記憶が、はじけないままで、ぼくたちのここには、あるのだ。
初恋の詩