初恋の詩

林やは

星に撃たれた少女と、ぼくは、恋をしていて、少女はきみのことが、ぼくはあの子のことがすきだった。くらい街の、灯りくらいになりたいぼくたちは、偽りになげうって、キスの練習をした。甘い。ときみは云って、ぼくはかなしい。とおもった。ふつつかな子どもで、生きることが罪みたいになった。どきどきした。ぬぐえない記憶が、はじけないままで、ぼくたちのここには、あるのだ。

初恋の詩

初恋の詩

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2020-11-17

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