流星の詩

林やは

水分がかさなりあって、かなしいきみを、かなしいひとだ、なんていわなくていいから、世界を結晶化させて、そっと、砕かれていくことが、星。そして、よりきみが、かなしくなってしまっても、また、星。
/流星は、ぼくたちが恋をするみたいに、寿命をしっていて、愛には脆い。真実をささやくまえに、崩れていく。瞬間的に、崩れていく。

なくしてしまったものの、先に、あるはずだから、流星は、きみのためのものではないよ、きみが、かなしくなるのは、とうぜんだった。それでもぼくは、かなしくならなくてもいいのに、と、おもう。ぼくたちは、寿命をしらないだけ、愛になって、あふれてしまえる、生命線のさきで、かがやく。(死んでゆく。) 希望だといえばいい、崩れていく、崩れていく。

流星の詩

流星の詩

  • 自由詩
  • 掌編
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