膜の詩

林やは

えいえんに、青い、ぼくだったものを、吐いていたい。(ずっと、ここにとどまるのは、人間だけだよ、めぐっている、すべてを、すばらしくしてゆくのだよ。) いつまでも、かわいそうにはなれないから、ここにいる、みたい。

しあわせのかんかくで、なにかを、失いそうになる刺されるために、産まれてきたみたいに、皮膚がある血管は秘められて、内蔵も隠されて、うそをついている体に、支配されているぼくはおわることはないのだと、実感する死んでいくしあわせに、なる

音のするぼくの体が、いつもはちきれそうになって、そのままです。溢れだすとしたら、いつも感情だけで、もっと肉体的なものは、ぼくのなかにしか存在しない。かなしい、って、云えない。はじける音だけがして、傷は、とうめいで、ぼくたちは、生きるほど、すばらしいよ。(ドラーグみたいに、なりたい。)

青い、ぼくだった液体で、ぼくは、溢れる。

膜の詩

膜の詩

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