いちばん星の詩
繋がらないままの、星みたいなひとびとが、はや死をくりかえしている。明滅のようにして、生と死を行き来し、だから、生きているのかもしれないと、おもいだして、眠りにつく。そのぶん、愛されたくて、たまらなくなるようで、ぼくは、ちゃんと死んでよって、おもうのです。夜のほうが、ゆめのなかで、生きながらえているところを、目撃して、愛はどこにあるんだろうって、おもい、もっとはやく死んでしまおうねって、おもうのです。
ぼくはだれにも覚られないように、やさしくなりたいし、そのやさしさで、死んでしまいたくはないけれど、かがやきたい、と、おもうほど、醜くなって、あの子から寄せられた、やさしさに、溺れてしまうほど、ひとりぼっちだった。それでも、死んでしまえよ、と、おもいつづけたくて、それは、ひとが、そこで、死んでしまうからだ。
いちばん星の詩