グラシデア、使いのわたしの
私は、あなたの。ために。
登場人物
リヒト 男 24才
ソルジャー リヒトを守りたいバック
楽園
リヒト 男 10才
ミラッチェ 犬
I
【ソルジャー、私は、楽園にいるよ】
《そうなのか、リヒト》
【ああ。もうー。ああ、、、。】
【ああ、、、。もう、、、】
《悲しいんだな。リヒト》
【う】
【ん】
II
《リヒト!!》
《リヒト!!》
【あー!!】
【ミラッチェ!!】
〝あなたが、だいすきだ〟
〝リヒト〟
〝守るために、私は、いるんだ〟
III
《リヒト!!》
【母さん!!】
《リヒト、あなた、人懐っこいわね。》
《不思議だわ》
《あのこは、人に滅多にこころを開かないのに。》
【うん。母さん】
〝私は、リヒトがすきだ〟
〝でなければ、あなたを守るのが、私〟
〝あなたが、だいすき〟
グラシデア、使いのわたしの
あなたは。私の、あなたにとっての、お気に入り。