「さて、なにをしようか」
思い出が詰まった年を重ねるごとに人は強くなる。 そんなお話です。
9月1日から手紙が届きました。
高校生の陽一は、失踪した父の思い出に悩んでいる。父はある日突然、みずからの意思でいなくなったのだ。そこに、美しい少女、真夜が転校してくる。真夜は陽一に親しくしようとしてくるが、その背後には失踪した父の影が・・・・・・・・
「またな」
「来年もきっと、君と一緒にいると思う」