短編です。 無聊を託っていた男の前に、『未来手品販売師』と名乗る胡散臭い営業マンが現れる。彼から「紙コップ」を買い上げた男は、早速それを友人に自慢しようとしますがなんやかんやで死ぬ。
隣の町に行くバスをまっていると、同級生の女の子の車が偶然来た。のせてもらったのだが怒らせてしまいく途中で下された。雨が降ってきた。歩いていた男はちょうど来た車に乗せてもらったのだが
土鍋の底の松茸の絵が茸鍋をしたら本物になって現れた。絵を他のものと取り換えることができることがわかった彼は、松茸の代わりに人と指と入れ替えた。
大家さんが縁の下で生まれた子猫を川に捨てちまった。親が復讐をしたのだが、放り投げられ当たり所が悪くて昇天した。 それから、大家さんは子猫の幽霊に悩まされる。
深夜のコンビニ。 同じ時刻に、売れ残りの豆腐ばかり買いに来る男の怪異。 彼はレジで応対する看板娘のカスミに気があるようだが、カスミは危ないものを感じとる。 嵐の夜。カスミが一人きりで店番しているときに男はやって来た。 そして、ついに本性をあらわす……。
便利な時計に仕組まれた機能、夜の神社に渦巻いた不安、彼女との待ち合わせに起きた悲劇、深夜零時に訪れる不条理な苦難、僕と飼い犬のリトル冒険譚、気怠い早朝のひと時。三題噺六編。
大庭加奈子は黄泉の国の心霊アカデミーに入学寮生活を始める。加奈子を弄び、その人生をズタズタにした羽鳥に復讐するためだった。加奈子は担任となったサダコ先生と柚木との再会に力をかし感謝される。女子寮に入った加奈子は寮母お菊の霊力のすごさに魅せられ、一刻も早く心霊ライセンスを取ろうとハードなカリキュラムを組んだ。 先生から贔屓されていると陰口を叩かれ苛めに遭いながらも、加奈子は負けん気を発揮してライセンスを取得した。加奈子はすぐ計画を実行し羽鳥を葬ることに成功する。だが、加奈子胸の中には後悔の渦が巻いていた。極悪人とは言え、、葬り去る権利など加奈子にあるはずもない。 旧作『うらみはらさで』に大幅に加筆したリメークです。、