「ねえ、ねえ、あなたったら」 妻が少し甘えたような声を出したので、久々の休みでゴロゴロしていた大柴は、イヤな予感がした。「うん?」「今ちょっと手が離せないから、回覧板を持って行って欲しいんだけど」 そら来た、と思いながら、念のため......
自由詩です。最近思うのです…。残された時間もわからず生きている中、その「また明日ね」という言葉の裏には寂しさが含まれているんだなぁ~、と。
母子3人暮らしの親子が支えあって生きてゆく姿を、子供の視線からとらえて書いてみました。 子供って案外敏感で、それでおとなの行動よよく見ているんだなと思うことがあります。
とある学校。十六時。二人の学生が、誰もいない教室の一番後ろの窓際の席で机を挟んで向い合って座っていた。片方は男子生徒、もう片方は女子生徒だった。 しばしの沈黙の後、男子生徒は突如切り出す。 「伊藤さん、僕の名前は二年四組の武田茂雄。よろしく! 突然だけど、佐竹さんのことを知りたいんだ。だから教えてくれ!」(全1章)
"愛"は恐るべき破壊兵器だ。"愛"は人を傷つけるだけでは飽きたらず、なんと人を殺す。 このような危険な"愛"というものはすぐさま根絶されるべきだ。 私は、この世から"愛"が根絶され世界が平和になることを心より願う(全1章)