レイ博士は、アークライト発明所にやってきた3人の男に、 あらかじめ依頼を受けていた爆弾を渡す。 その爆弾は一見、ただのガラクタにしか見えないが……。
研究所にやってきた男の依頼により、レイ博士は、未来を知ることができる「タイムライター」を発明する。 男はさっそくタイムライターを使い、未来を知ろうとするが……。
5月27日発売コミックス「巨像少年VS.新世界少女」の、ライナーノーツ的な一遍です。購入後のオマケとして、あるいは試し読み+購入検討の一助として、お楽しみいただければと思います。
大手出版社に勤める栃川は、知り合いからどうしても会ってやって欲しいと頼まれ、応接室で初老の男と向かい合っていた。男は和服姿だったが、生地は色褪せ、裾は擦り切れている。みすぼらしい外見とは裏腹に、昂然と顔を上げ、値踏みするように栃川を見た......
レイ博士の元へ、1通の手紙が届いた。 手紙の内容は『頼みたいことがあるから、家まで来てほしい』という、ごくありふれたものだが、 その手紙の差出人は、150年以上も昔の、ある有名な画家だった。 そんな奇妙な手紙に招待されて、レイ博士は、画家の住む屋敷へと向かう。
人間以外のある者達と会話が出来る男をテーマに作った短編SF小説です。彼等との会話で男が行き着く先とは。是非、ご覧ください。
操縦席のイスを倒して仮眠していた中森を、激しい振動と轟音が襲った。瞬時に宇宙船内の照明が赤色灯に切り替わり、非常事態を告げるサイレンが鳴り響く。中森は制服の襟に付いているインカムをタップした。「状況を報告しろ!」 数秒のタイムラグの後......