ロックミュージシャン志望の青年が、ひょんなことから電気工事を。それも短期アルバイトのはずが、なんだか煙に巻かれて社員登用、その日のうちに寮に入ってみれば、6畳に3人が寝る一般住宅。秋田や沖縄の暴走族が更正して電気工事を。労働基準法無視の24時間労働。といいながら楽しかったなあという想い出話である。
何がその人を幸せにするかは、他人が決めるものではないというお話、かな。
もう人類みんな本になるしかないね。四角くてつめたい本になって自己満味わうしかないね。裁断されるほかないね。ささくれもへったくれもないね。
生まれなかった命をさがして――初出2017.8
塾帰りの学生たちはみな夜空を見上げる。宇宙をなめてるんだと思う。
このご時世になり始めた頃に書いたもの。なんだかすっかり日常に入り込まれた気がしている。