遠未来。希望をすれば赤子が国から届けられてくる。
一つの村から村人が消えた。村の住人の素性を知ればわかる。
とても美しい夢を見た。 シューベルトと歓喜の歌を、その甘美なる響きを感じる夢 私は泣いた。だから、私は……
2023-08-01 改稿
珍しいカメムシ(屁こき虫)がみつかった。そのカメムシがなにをしでかしたのか。
公園の切株に火焔茸たちが生えた。みなそれぞれ生い立ちを話している。
退職男の茸の妄想、幻想
蟻地獄があったところに、茸が整列して生えた。茸が光り、信号を発しているようだ。
遠景
海外で実戦中の主人公が、組織から人質を預かったとの連絡を受け、日本へ、人質奪還の為、向かう。
空から粉が降ってきた。その成分とは。そしてそれはどこからくるのだろう。
手が動いてしまう。少年は店の前の椎茸をポケットに入れた。
蚊柱ってどうしてたつの。茸の上に蚊柱が。
茸で作った饅頭がよく売れる。朝早くから待っている人がいる。その饅頭の茸が何をしでかすのか
寒い地方に赴任した。家にやってきた猫を飼ってやるが、寒い雪の降る日に裏山にでかける。どこに行くのかとついていくと、ポカポカと温かい場所があった。
茸の子どもが目高の背中の上に落ちた。二人で一緒に旅にでる。
新幹線の中で拾った赤い小さな茸。茸にはマイクロチップが埋め込まれていた。
植物の神、動物の神がつくったものは
A4 1枚という制限の下で日々書き溜めている、短篇集です。