どこにでもいる青年のもとにいきなり現れた天上天下唯我リンダ。 疾風怒涛のように過ぎ去る二日間。 彼女の正体は?二人の行く末は? そんな、どこにでもありそうなドタバタコメディです。
「僕」の中でなにかが引っかかる「彼女」。 彼女の言動に苛立って仕方ないのに、くすぐったい。 そして、今年も僕にとって忘れられない「あの日」が近づく。 「過去」「僕」「彼女」との微妙な距離感を描いた、不器用な恋愛小説です。 前作「ヘビとカエル」の続きだったりしますが、単体でも読める内容です。
この世には、ただ平凡に人間として生まれてくる者とそうでない者がいる。普通に学校へ行き、大人になって仕事に就き、人生を楽しみながら生涯を終える者。もう一つは、存在しているだけで大いなる宿命に日々を追われる者。 ここは二つ目の世界。「Another world」とでも呼ばれるだろう。そしてこのAWにいるのは「神」。 彼らが自分の宿命を果たし、生き残ることができるか、それとも…。
一人の男が暗闇の中を歩いています。なぜ男は歩いているのか、定かではありません。男が一休みしようとすると背後から声をかけられます。その声は休むと時間に置いて行かれるといい、男を急かします。歩き続けながら男は声といくつかの会話を重ねます。声は男に過去を振り返るのはよくないと言います。男も過去を振り返る主義は用いていませんでした。会話が終わり、家に戻った主人公は思わず棚のアルバムを手に取ります。