太陽系の燃え尽きた後に残されたものは・・・? SF小説マニアが喜びそうなショートストーリーです。 どの程度、この内容を理解して「ニヤリ」と出来るでしょう? 古典的なSFのストーリーをご存じの方には、面白いお話に仕上がっていると思っています。
人と機械と情報とー この世の割合は 人、機械がそれぞれ四割 情報が二割 そうやって安定を保っている。 人として、機械として、情報として、 僕達は生きていくー筈だった。
これは、僕と言う名の「精霊」の話。 ――――…美味しかったよ、キミのクッキー。無責任だけど、本気になる前に、バイバイ。
バカな事をいつも考えている、自称『天才高校生』こと、鈴木太郎は、過去の失敗から、人と関わらないように生きてきた。そんなある日、ある少女と、わずか30センチしか離れていない距離で運命の出会いをすることになる。それが前の席の渡辺美優だった。だが、この少女は、なんと『人の思考を読める』力を持っていた。それを知った翌日、イルカの着ぐるみを着た謎の人物に出会う。そこで衝撃の事実を知った太郎は、秘密を知ることと引き換えに、狙われる彼女を「守る」ことを約束する。そのかわり条件が一つあって、彼女に本当のことを知られないこと。その後、太郎は、彼女と約束を交わすことになる。しかし、太郎と美優はそれぞれ違う意味で約束を交わしていた。そして、その日から、お互いの勘違いした日々が始まった。太郎の三日における聖戦の始まり。
世界終焉のその後、地上には再び文明が発生していた。 いつからか人のいないはずの地に、国が生まれ、彼らは『イト』という破壊の神の名を騙る。 神光玉の略奪を目的とした彼らは各国への侵略を開始した。 彼らの手中には、何故か封印されたはずの古代の兵器が・・・。 永きに渡る平和のせいで、成す術もない国々に彼らは容赦なく襲い掛かるイト。 各国を統べる国の王、ソーマは、変わった能力の持ち主で、自国軍の若き中将アンセルとともに戦いに身を投じていく。 実は、アンセルの姉サティアは王族で無いにもかかわらず、類稀なる神術の使い手で神殿で神光玉を守っていた。 しかしサティアはある日の襲撃で、行方知れずとなっていたのだ。 残されたアンセルは、平和を取り戻すこと以外に、報復も誓っていたのだった。
村に住まう如月は普段は、家でゴロゴロしているだけである。 毎日食事を作りに来てくれていた時雨は呆れていたのだが、ある日村長に頼み事をされる。 村を守るために戦う青年の物語。 一章完結型の連載小説です。
末期ガン少女、牧瀬亜莉主。幼き頃、小児ガンを発症し、転移→再発の繰り返し。心身共に疲れ果ててしまった彼女は思い出の花畑を訪れる。本来見えないはずの者を見、最高の贈り物をもらう物語。
たびたび主人公をトラブルに巻き込んできた,気の強い幼馴染のアリサ. 図書館に呼び出された主人公. 不可抗力で「マホウ」を手に入れてしまう. この世界の秘密に迫りつつ,手にした魔法を駆使して日常を取りもどせるのか. ファンタジーのようなSFのような,未来に実際にあるかも知れないような話. 気軽に読めるように台詞中心の短編にまとめてみました.
俺こと、桂木珊馬(かつらぎ さんば)は29歳のオタク系コンビニ店員。 ある冬の寒い日。コンビニのバイト中に万引き犯から殴られ、店長から叱られ、散々な目に遭う。 気持ちが沈みっぱなしの帰り道、小雪が舞う冬の寒空の公園のベンチで、頭に白いターバンを巻き、 ランニングシャツに白いブリーフ姿で震える謎のインド人の男を目撃する。 彼に自分の着ているダウンコートを貸した俺のアパートを夜、なぜか魔法少女が訪ねてきた。 「私は夕方、公園であなたに助けていただいたインド人です。恩返しにやって来ました」と魔法少女。 こうして夜の小さなアパートの部屋でドタバタ劇が始まる。
時は町人文化が真っ盛りの元禄時代。 江戸の町人たちの間では、桜尾山に現れるという、男を食い殺す美女の化け物の噂で持ちきりだった。その噂を耳にした江戸でも三本の指に入る美人女形役者の美之助は、気が気でなかった。 やがて、彼は商売道具である、化粧箱と手鏡を持って桜尾山へと向かうのだが……。