村に住まう如月は普段は、家でゴロゴロしているだけである。 毎日食事を作りに来てくれていた時雨は呆れていたのだが、ある日村長に頼み事をされる。 村を守るために戦う青年の物語。 一章完結型の連載小説です。
末期ガン少女、牧瀬亜莉主。幼き頃、小児ガンを発症し、転移→再発の繰り返し。心身共に疲れ果ててしまった彼女は思い出の花畑を訪れる。本来見えないはずの者を見、最高の贈り物をもらう物語。
たびたび主人公をトラブルに巻き込んできた,気の強い幼馴染のアリサ. 図書館に呼び出された主人公. 不可抗力で「マホウ」を手に入れてしまう. この世界の秘密に迫りつつ,手にした魔法を駆使して日常を取りもどせるのか. ファンタジーのようなSFのような,未来に実際にあるかも知れないような話. 気軽に読めるように台詞中心の短編にまとめてみました.
俺こと、桂木珊馬(かつらぎ さんば)は29歳のオタク系コンビニ店員。 ある冬の寒い日。コンビニのバイト中に万引き犯から殴られ、店長から叱られ、散々な目に遭う。 気持ちが沈みっぱなしの帰り道、小雪が舞う冬の寒空の公園のベンチで、頭に白いターバンを巻き、 ランニングシャツに白いブリーフ姿で震える謎のインド人の男を目撃する。 彼に自分の着ているダウンコートを貸した俺のアパートを夜、なぜか魔法少女が訪ねてきた。 「私は夕方、公園であなたに助けていただいたインド人です。恩返しにやって来ました」と魔法少女。 こうして夜の小さなアパートの部屋でドタバタ劇が始まる。
時は町人文化が真っ盛りの元禄時代。 江戸の町人たちの間では、桜尾山に現れるという、男を食い殺す美女の化け物の噂で持ちきりだった。その噂を耳にした江戸でも三本の指に入る美人女形役者の美之助は、気が気でなかった。 やがて、彼は商売道具である、化粧箱と手鏡を持って桜尾山へと向かうのだが……。
晩秋の夜、男の胸中によみがえった温かくもせつない記憶。 忘れていたわけではない。 忘れられるはずもない。 ……しかし、僕は大切なことを忘れていたのだ……
行き先不明のバスに乗り込む女教師。それは実在のバスではなく、死に至る意識を乗せてゆくバス。途中下車出来なければ、行き先は果たして?乗り合わせた、サラリーマン、フリーター、女子高生、それぞれの運命はいかに?セクハラ教師に暴力団が暗躍する中、超能力、人格障害が物語を思わぬ方向へ……。
奴隷に落ちたお姫様とその従者。そしてそれを救った唯我独尊系な商人。そんなありきたりだけど、やっぱり王道っていいんじゃね? と、感じる方にお勧めでございます。
ある日、知り合いのおじさんの屋敷に引っ越してきた真(まこと)。自分の部屋になった場所で不思議な鍵を見つけた真は自分の部屋に異界へと続く小さな扉を見つける。異界へと迷い込んだ真の運命を描く恋愛&ファンタジー小説!!!
子供たちが目覚めなくなる。そんな事件が続く中、エリート中学に通う少年、優の友人も学校へこなくなった。友人を気遣う彼に、母親と担任は容赦のない言葉をぶつける。 自らも眠りから覚めなくなった優は、眠りの世界で少女、莉莉花に出会う。少し変わった雰囲気の莉莉花。たくさんの子供たちが笑いあうこどもの国と現実の世界。 優や莉莉花は現実の世界へ戻っていくのだろうか・・・・・・・
「魔法」が存在する世界で、家族と離れて暮らす少女・フィアラ。ひょんなことから魔法使いの少年・ルットと、その相棒?ファースと暮らすことになった。 だが、ルットにはある秘密が・・・・・・。