「なぁ、彼岸花の花言葉って知ってるか?」 あの時、彼は何を言いたかったのかなんて今になっては分からない。 それでも私は彼を想って今日も生きる。 ―――――――『愛してる』は、もう言えないけれど。
愛情の反対は無関心。 だから、好きの反対は嫌いじゃないんだって誰かが言っていたのを思い出した。 それじゃあ、「大嫌い」の反対は何なんだろうか……?
詩の形式を装った短文です。タイトルはちょっと怖いですが、ホラーではありません。突然の別れを告げられた女性の気持ちをテーマに描いてみました。よろしければどうぞ。
「…今日はどんな曲を聞かせてくれるの?」 大学の入学式当日、天宮 命は面白い男の子と出会うことになる。 音楽がなにより大好きなその男の子と命の、ちょっと面白おかしい日常の日々。
赤い瞳――――― これは前世での血の色なのか、それとも前世の記憶を宿す大輪の華なのか。 日常に憧れ、非日常の暮らしを一部に持つ榊命。 高2の夏、同じ秘密を持った二人と秘密を共有する。 太陽のように眩しい高校教師、蓮見陽杜。月のようにどこか冷たい美しさを持つ藤家月音。 神社の失われた二体の狛犬 命たちに襲いかかる魔の手 そして現れた謎の男 全ては前世での愛に結びついていく―――――― 謎の深まる第二章です。
君は何故、僕に惹かれない━━━━? この16年間いつだって周りに人がいる、彼女に困ったことなど一度もないそんな僕が出会った女性は不思議で、華やかな女性だった。。。