これはクローンが発達した近未来の話です。ここでは「クローン」と「奴隷」が同じ言葉として使われてややこんがらがるかも知れません。しかし、どちらとも今の人たち、若者、労働者、人間、影を映し出すように今回の小説で描けるように努めたいと思います。 そしてこれだけは絶対覚えてください。 「人間の善意が自分にとっていいものだと思うな。そんなのあからさまな悪意よりも残酷でダメにする麻薬だ。」
――とある魔法使いが独りで旅をしていました。普通の魔法使い(彼女以外にはもうほとんどいませんが)は、人々をしあわせにするために魔法を使っていましたが、彼女は違います。彼女は世界を憎んでいましたので、他人のために魔法は使えないのです。魔法は自分のためだけに使います。まだまだ若いその魔法使いは、今日も世界を憎みながら旅を続けます。―― なぜか世界を憎みながら旅を続ける少女。彼女は魔法使いだった。さまざまな人々に出会い、さまざまな国々を訪れ、彼女はなにを感じるのだろうか。 本編並みに長いあとがきを書く注目のあとがき作家kinaが送るファンタジー(?)作品の第1作目! あれ?これキノの旅にくりそつじゃね?という自身の心の声を無視して書き上げた『おはなし』をお楽しみください!!
呑気な大学生、佐々倉日向は、バイト帰りにふとした気まぐれで、遠回りをして帰宅することにした。 その気まぐれが、彼の日常を大きく狂わせることになるとも知らずに。 エセSF(science fiction、もしくは、すごいファンタジー)を基軸に、ほんのりラブ、ついでにアクション、時々グロテスク要素があります。 注1)多大に、奈須きのこ氏の影響を受けてます。 注2)更新頻度は遅めです…が、必ず完結させます。
同じ孤独を味わう2人が出会ったら… 忌み子と呼ばれた少女と、かつて神子と呼ばれた女性が出会った話。
今更だけど、大好きでした。 長い時間をかけて、やっと初恋に気付いた少年の話。
パーカッションアンサンブル「ヴォルケーノ・タワー」を基に、小説化しました。 大切な仲間とともに… 大好きな、大切な、宝物に出会った7人の勇者の話。
平凡な村、『エテーネ』に住んでいるソラが、とある事件をきっかけに、世界の大いなる闇に立ち向かうこととなる。あの王道RPGを元にした冒険小説!
ふと空にある星を見上げた。1つ、また1つと見つけると、今まで気づかなかった全体に広がる無数の星が自分を包んでいた。しほりが体験する不思議な空間は、彼女ではなく、彼らとともに作り上げたものである。
都会の人にとっては行くところに行かなければお目にかかれない生きた馬、そのうち本当に生きた馬に会えなくなってしまうかもしれません。
普通の女の子・綾と、魔法使いの女の子・シイナは仲良し同士。 何事もマイペースなシイナを心配して、綾はいつもやきもき。 でも、シイナは綾に笑顔をくれる素敵な魔法使いなんです。
赤い瞳――――― これは前世での血の色なのか、それとも前世の記憶を宿す大輪の華なのか。 日常に憧れ、非日常の暮らしを一部に持つ榊命。 高2の夏、同じ秘密を持った二人と秘密を共有する。 太陽のように眩しい高校教師、蓮見陽杜。月のようにどこか冷たい美しさを持つ藤家月音。 神社の失われた二体の狛犬 命たちに襲いかかる魔の手 そして現れた謎の男 全ては前世での愛に結びついていく―――――― はじまりの第一章です。