田舎の小さな町に暮らす、小学5年生の「僕」 「僕」の家は今日からステップ・ファミリー(義理の家族)となる。
三題噺。「3つのお題から即興でSSを創りましょう」という企画をblogで行なっています。それをまとめたものです。ラブコメが多いですかね、たまにシリアス、時々ちょいエロ
いつも変わらない日常。いつも変わらずサボるひかげと篠宮。特になにをするわけでもないけどなぜか集まってしまう二人。 いつもの場所でいつものように授業そっちのけで過ごす二人。 いつものように喋って。 いつものようにご飯を食べて。 そしていつものように家に帰る。 何も変わっていないようで、でも変わってしまう。 変わらなくても良いのに変わってしまう。 二人の日常を淡々と描く、青春恋愛こ、こめでー(?)!
幼馴染との帰り道、4組の広瀬さんに好かれているかもしれないという噂を伝え聞いてからというもの、次々に不思議な出来事が僕の身の周りに起こるようになって…。
「――君の神様で、いたかったんだ。」 卒業式の日。後輩である乃々花と再会したことをきっかけに、三谷は消えた友人・奏のことを思い出していた。 美術部の部長にして、変人。三谷に居場所を与えてくれた、恩人。 そんな彼が、なぜ何も告げずに去ってしまったのだろう。 強気を装った眼差しを向け、乃々花は言う。 「美術室に行きましょう、三谷。一緒に奏を探しに行きましょう」 これは、ありふれた青春のお話。 神様でいるために消えることを選んだ一人の少年をめぐる、ただの思い出話。 (『y.m. vol.1』より)