天谷郁太と淵戸日奈は修学旅行で山中の宿泊施設を訪れた。そこで余興として行われるグループごとの出し物の内、演劇班の台本が何者かに盗まれてしまう。それが日奈の友人であったがために、郁太は当然のように事件解決を頼まれる。時間の猶予が少ない中、二人の探偵が事件解決に奔走する。
君は何を求めている? 君が欲しいものは何でもあげるから、優しく笑ってよ。 愛を無くした人間がもう一度だれかを愛することができるのかな。 君以上に強くなりたい。 君をだれよりも守りたい。 愛を粉々になるまで食べ尽くして、私と君の心が満たされればいいのに。