戦前、戦中の女衒の末裔が、亜細亜の開発途上国に資本の根を生やし、民主主義を建前にしながら、彼らがその経済と政権を握っている。 男に騙され借金を作って、日本のやくざと現代の女衒に売られ、ハードコンパニオンとしてR国の外国人居住区で働く現代のからゆきさん。それはもっとも悲惨なSMのコンパニオンであった。これを追って、国際世論に訴えるべく女性フリージャーナリストが、海外取材鎖国のR国に潜入したが、T市警察に射殺される。これに怒り仇を討つべく、仲間のジャーナリストと、親友の婦警が調査にR国に入ったが、違法な海外献金に潤う日本の国会議員に密告されてしまう。 女の尊厳のために闘うフリージャーナリストの滝沢沙緒里と、内山莉緒警部補は、娼国、R国の権力者に拷問を受け、女体を女の奥まで精神的尊厳を蹂躙される。
第十七章番外編で前原誠次元巡査部長にSM拷問され、テロ組織を真似た海賊放送で痴態を全世界に流され、その報復に煮えたぎる大島舞巡査部長。 前原誠次元巡査部長は日本の警察から逃れてR国に潜む。これをテロ組織が利用して日本のやくざ稲垣七郎を使って、大島舞巡査部長を誘き寄せる。凄惨な蛇拷問で大島舞巡査部長は。 そして連絡を受けて救出に向かった大木少佐と、小川少尉も捕まり、小川少尉の働きで警察著を追われた木下優樹子元警視の復讐が燃え上がる。拷問で小川少尉は女として致命的な損傷を受ける。 二人の救出に向かった窪田特務少尉にも試練が。
北欧の旅に出た緋(あけ)はノールウェーのフィヨルドの町ガイランゲルで土産物屋のおばあさんに会う。家に泊めてもらうとそこは、赤い猫の村だった。
https://slib.net/100529の関連作品のつもりですが、別にこれだけ読んでいただいてもかまいません。ツイッターで一秒おきに「タヒね」ってつぶやく先輩の話です。