ある夏の日の、不思議な話。
創作BL。殺されても死なない不死の体の青年と、同じく不死の吸血鬼。エロスとタナトスを追求した短編。
悪は徳になり得るか
次の日の笑顔を用意する前に、急いでしなきゃ。急ぎ、死ななきゃ。(──短歌)
読んでいて、誰もがそれを短歌だと気づかないほど自然な歌を。(──短歌)
「僕にしか僕になれない」 さあ今日も僕を始めよう、僕になるため。(──短歌)
「生きていく」 その意味をまだ知らぬまま、きみの隣でぼくは生きてる。(──短歌)