ローゼルの家――騎士の名門、リシアンサス家に『ビックリ箱騎士団』+パム 王族の家に負けず劣らずの豪華な屋敷に使用人。そして出迎えてくれたのはローゼルの「お父さん」。 優等生モードに入るローゼルの案内で騎士の名門というのを見学したり、手合せしたり、家宝を見せてもらったり……夏休みのとある一日を大いに楽しむ一行。 その頃一方――というよりは少し前。一行がエリルの家を訪れていた頃、『イェドの双子』とあの漢が対峙していた……
夢の中で『私はあなたの運命の上を歩む者』と告げる少女。 その出会いは梶原海斗の運命を変えるきっかけとなるが...。
好きな人に好きになってもらえるって本当に奇跡だと思います。驚くべきことに、この世にはそんな奇跡がいたるところで起きているのです。
「校内に落ちているおはじきを7つ拾い集めると、願いが叶う」という噂を敦は耳にする。このところ元気のない紗羅は、なぜかその噂が広まると困るのだと言う。夏休みを目前に控えたそんなある日の夜、紗羅は突然敦の家にやって来る。なかなか用件を切り出さない紗羅。その時電話がかかってきて、敦のクラスメイトの持田メイが行方不明となっていることが判明する。「犯人は自分なのではないか。」疑いを拭えない紗羅。紗羅と敦は敦の友人たちとともに、メイを見つけるため夜の学校に忍び込む。※「小説家になろう」にも投稿しています。
婚約者の玲子から電話があった。会社の帰りに研究所に寄って欲しいと言う。イヤな予感がした。というより、イヤな予感しかしない。それでも、寄らない、という選択肢がないことは、自分でもよくわかっていた。ぼくは小さな出版社で、先端科学関係のライター...
幕末とは、長い間続いた徳川幕府の末期の時代を指します。 そんな激動の時代に、彼らは何を考え、何を思いながら死んでいったのか。 そんな時代を生きた、とある二人の物語。
ひきこもり男子校生と病んでれ女子高生の物語。 …よく、有りそうな物語(?) 男子校生を“殻”から出そうとする“病んでれ”女子高生。 男子校生、家中引男は“殻”と言う名の「家」「過去」から出されるのだろうか? 女子高生、照闇穂花は彼を笑顔で“殻”から出せないだろうか? 家中は“やんでれ”に耐えられるか? 照闇は“やんでれ”で彼を落とせるか? 此れから「僕らの2大戦争」が“今”始まるーーー。
部活帰り、その日はミーティングがあって遅くなってしまった、槙(マキ)。 電車から降りて、すっかり田舎な自宅の地域に着いてから、妙な人影に後を付けられてる事に気付く。 そこで、記憶は途切れ次に見えた景色は、埃と、カビ臭さの気になる洋風の建物。 そしてそこにいるのはどうやら自分だけではなくて...?