あらそいを やめよ。 あらそいをやめ おそれよ。 ただ この世の終わりをのみおそれ 歌をとなえよ。 世の終わりは 勝者にも 敗者にも 富者にも 貧者にも あるじにも しもべにも 赤子にも 老いたるにも へだてなく おとづれるものなればなり。 ただ 歌のみが 救いの扉を開く。
一人の少年が騎士に憧れて都市へ旅立ち、友や先輩に出会い、恋をし様々な経験を経て成長(?)する話です。 少年と友との友情が絡まった先の結末と、恋人に束縛されて道を違えた人間の人生の一部を描きました。
一人の少年が騎士に憧れて都市へ旅立ち、友や先輩に出会い、恋をし様々な経験を経て成長(?)する話です。 少年と友との友情が絡まった先の結末と、恋人に束縛されて道を違えた人間の人生の一部を描きました。
我らは平生から王を望んでしまう。 虐ぐ者、圧制を好む者の愚かさと、その孤独など解りきっていながら、それでもやはり想うのだ。 意志と鼓動が死ぬのなら、それは支配の元であったほうが救われるのだと。差異の無い、孤独と調和は最も忌むべきものなのだと。 全ては我らが弱き“人”であるが故。 ・・・これから我らは王を襲うであろう孤独からは目を逸らし、思考の彼方に封印して愚かさの盃を溢れさせる。赦せ、王の蛹よ。白痴なのは御前ではなく我らなのだ。 斯くして王は生まれたり ・・・王よ、決して調和に呑まれるなかれ。 (他サイトにも投稿)
遠い未来の地球には陸と海の代わりにどこまでも砂漠が広がっていた。 怪物のように醜く変わり果ててしまった男と、そんな男に恐怖を覚えずに近付いてきた十三歳程度の小柄な少女は自ら安全な町を捨てて砂漠へと歩き出す。 男は少女について行き、次第に目的のわからない少女へ疑念を募らせてゆく。『小説家になろう』にも掲載している短編小説です
上手くいかない時期は誰にでもあるものです。 今の自分から逃げたくて、どこ行きかもわからない電車に乗った女の子。彼女の行く先とは。
蟲たちは人の世界を侵す。今はまだ人は人らしい生活を行えてはいるものの、微少な蟲たちは、けれども確かに人の住む場を喰い尽くしている。 テーマは「浸食」。やがて人は住む場を失い、蟲たちにとって変わってしまう。 そんな「アイバミ」
「めくるめくきりもり」の続編。退団後も二人の関係はうまくいっているのか。三年半後の、きりえともりのを描きます。全3章、完結済。※大人の女同士の恋愛を描いてます。※この作品は架空の物語です。実在の人物、団体とは一切関係ありません。モデルを特定し、現実と混同しないようお願いします。
真っ直ぐな道を歩いていたはずなのに、いつの間にかその道はねじまがっていました。 気づかないまま、ヒメは輪の中へと迷い込んでしまったのです。