オリジナルアニメ作品「ギルティクラウン」のオリジナル二次創作作品です。 原作の設定を基に、本編の一年前のストーリーを展開しています。 本編登場キャラのほとんどが登場しないので、本編ファンの方が満足できるかは分かりませんが、最後まで付き合ってくれると嬉しいです。
二つ目の国を後に、唯人は砂漠へとたどり着いた。竜と在るということが、この国でどういう意味を持つか。人々の思惑に翻弄されつつ、彼はなお、進み続ける。 3です、できれば1からお読みください。
放課後、夕陽が差し込む教室で行われるクラブ。 「さて、今日は何をしようか。」
冬の巴里は陽の落ちるのが早い。うす暗く翳った路地には、どこの国の者とも知れぬ人々がぶらつき始める……岡本かの子『売春婦リゼット』への返歌。
その男は今日もまた墓の前で手を合わせていた。来る日も来る日も足を運んでいた。
気がついたとき目の前は真っ暗で、手の中には一枚のお札。狼狽する僕に二人の老人が話し掛けてくる。一人は地図を、もう一人は洋燈を売ろうとして。