当時の世に叩きつけた斬新な詩。 映画にもなったが、やはり、詩に拘わらず・・文学とは・・文章の輝き。 小説で言えば、明治の文豪達の作品を数多く読み味わう事で素養が備わるという事である。 今の世界に欠けている・・「感性」とは如何に先人達の素晴らしさを知ろうという好奇心が無ければ・・能わずと言えよう・・。
友人Tが白い箱を持って、家に訪ねてきた。この箱を渡しに来ただけだ、これ以上長居はできない。そう言ったきりTは箱を無造作に押しつけて、逃げるように去っていった。恐る恐る箱を開けてみると……
「あ、お巡りさんだ」「なに?」「ああ、お巡りさんだなぁ」「本当だ、お巡りさんじゃあないか」「やあこんにちわ、お巡りさん!」 今日も彼らは『路』を歩く。 SFダークファンタジーお遍路物語。
僕は病室で息を引き取った。99万9999回目の人生の幕引きだ。 人は死んだら無になる? いいや、違うな。少なくとも僕の場合は記憶をある程度保持したまま輪廻転生する。 それも輪廻転生には過去も未来もないのだ。2000年代を生きたと思えば、来世で猿人類をやっていたりする。 不思議なのは記憶。記憶は忘れていくもので、それ故に辻褄があっていく。