陸地を海に変えていく魚の怪物と、それに抗う人類の物語。 魔術師の青年と、彼に恋する少女の2人連れが大陸を巡り、人が生き残るための希望を見出そうとする。 ――大魔術師カスケイドと、彼女が率いるアルケミストの集団は、「ベミエラの街」を守るために魚の怪物と戦っていた。 しかし国が戦争で疲弊すると、それに属するベミエラもまた疲弊してアルケミストを養えなくなっていく。 するとカスケイドは容赦なく、略奪めいたやり方でベミエラから人や食べ物を奪うようになった。 街の窮状を見た領主代役のクロードは、時に天候さえ司るというシャーマンを1人、藁にも縋る思いで街に呼び寄せた。 何よりも街を養い、カスケイドとの争いを回避するため。青年の活動と、少女の暗躍が始まる
駅の売店でチョコレートを買うOLとその売店のおばちゃんのほんの少しの心の触れ合い。その触れ合いがチョコレートの美味しさを心の奥まで沁み渡らせた。
毎週火曜日の電車で見かける彼女に恋ともいえない恋心を抱いていたわたし。 ある時、彼女と言葉を交わしたことをきっかけにわたしは明確な恋を感じ、そして彼女に関する事実を知ってしまう……。 ※他サイトで公開していたものを書き直した作品です
盗みを働きその制裁として手足を失った末吉は死んで地獄に落ちた。 手足のない末吉はその地獄での労働ができず、境遇に大いに同情されたこともあってすぐに天国に送られる。 しかし天国は末吉を受け入れずに生き返らせてしまう。 そして生き返った末吉は再び死んで地獄に戻り……。 ※他サイトで公開していたものを書き直した作品です
江戸川乱歩×クトゥルフ神話のホラー風ファンタジーです。昭和初期の帝都東京で、少女探偵「明智サトリ」と助手の女学生「小林芳乃」が、怪人に立ち向かいます。
近江八幡市に住む男の部屋に突然ロボットがやってくる。 次に魔女、それからうさぎに織田信長。 そして奇妙な訪問者たちの大宴会が始まるナンセンスコメディ。 ※他サイトで公開していたものを書き直した作品です
ある朝、起きたら自分の住むアパートが警官隊に包囲されていた。 テレビから聞こえた立て籠もり犯の名前は自分の名前。 何もした覚えがない男は困惑し、友人や家族、警察に電話をかけるも話すらできない。 そして男はひらめいた。 もしかしたらこれは「ドッキリ」なのではないか。 ※他サイトで公開していたものを書き直した作品です
「わたし」の大学時代の友人Tはいつも浮いていた。 足が地面より十センチメートルほど離れていた。 不可解で未知の力が働いているとしか思えない現象だったが、特別なのはそれだけで、Tは柔和で優しい普通の男だった。 ※他サイトで公開していたものを書き直した作品です
女の涙を舐めることを好む清水。 少し異常な性癖だが、仕事は堅実で職場での評判は良く家には愛する妻がいる。 ある時、突然にして後輩の女性社員から愛の告白を受けた清水が知った最高の涙の味とは……。 ※他サイトで公開していたものを書き直した作品です