友人Tが白い箱を持って、家に訪ねてきた。この箱を渡しに来ただけだ、これ以上長居はできない。そう言ったきりTは箱を無造作に押しつけて、逃げるように去っていった。恐る恐る箱を開けてみると……
「あ、お巡りさんだ」「なに?」「ああ、お巡りさんだなぁ」「本当だ、お巡りさんじゃあないか」「やあこんにちわ、お巡りさん!」 今日も彼らは『路』を歩く。 SFダークファンタジーお遍路物語。
僕は病室で息を引き取った。99万9999回目の人生の幕引きだ。 人は死んだら無になる? いいや、違うな。少なくとも僕の場合は記憶をある程度保持したまま輪廻転生する。 それも輪廻転生には過去も未来もないのだ。2000年代を生きたと思えば、来世で猿人類をやっていたりする。 不思議なのは記憶。記憶は忘れていくもので、それ故に辻褄があっていく。
十二騎士らの共闘によって撃破した『パペッティア』。 残された人形の対処に困る一方、『世界の悪』のアジトに『魔王』がやってきて――
仮面舞踏会を「マスカレード」と呼ぶが、そんな雰囲気が似合いそうな・・どうという事は無い物語・・。 マスクマンよりは・・大人向けかな・・? シャレードという映画はあるが、全く関係は無く、逆に曲から浮かんだ・・大した事のないお伽噺・・。
上司とし、また、同窓の先輩としやらなければならない。 自分が味わったと同じ悲劇の底にはいさせたくない。 何とか・・男性を紹介して貰った。 彼女はピアノの名手。 ショパンの曲が流れていく・・一体、何を訴えようとしているのか・・?