先の大戦で祖父母が若くして他界しました。子供の頃は「戦争って大変だなぁ」と 深く考えた事はなかったのですが、平成24年、私自身が祖父母の年齢を越えて、 ふと疑問に思いました。 『なぜ祖父母は三十代の若さで死ななければならなかったのか』 改めて新聞、書籍、WEBサイト、そして空襲の体験記を通して『大東亜戦争(太平洋戦争)』を 勉強し直し、何度もリライトし八年越しで作品を仕上げました。 私たちが学校で教えられなかった『大東亜戦争(太平洋戦争)』の知られざる事実について、 中学三年生の少女の疑問を同級生の保守派の少年が解消するという形で物語を描いています。 興味のある方、以前から疑問を持たれていた方、なぜ改憲しなければならないのか疑問に思っている方などなど、 多くの皆さまに一読いただけますと幸いです。
とあるアルバイトの求人が孝夫の好奇心を刺激する。それは、摩訶不思議で、いったいなんの目的で行われるのか皆目わからないほど奇妙なアルバイトであったからだ。しかもそのアルバイトの内容は極めて幼稚であって、それに加えてなんの生産性もない。そのアルバイトの内容はこうである。「政府公認のアルバイト。A県B区の××にある広さ東京ドーム一個分の土地にひたすら穴を掘り続けてもらいます。そして、掘ったその穴をまた埋めてもらいます。ただ、その繰り返しです。雨が降ろうが槍が降ろうがひたすらそれを繰り返してもらいます」・・・・・・。
現代の札幌、特に狸小路をその舞台とすることが多いような気がします。 あのアーケード街の奥、人目がつかぬところには、色々なお店がありそうです。