烏は空を飛ぶ。実のところ、それだけで十分なのではないか。
師走の演奏会が終わる頃。時代感の倒錯した世界に於いて。
1885年のある日。アフリカで活動するある貿易商の日常を切り取ってみました。
「晴れて、暑い日の方がいいのかもしれんなあ。こうして木陰に入っても、日が差さんことには日陰も出来ん。従って木陰も出来ん。だから、この木の下にいることは、無駄ではないかと思うのだが、どうだろう」
俺には、3つ上の兄貴がいる。でも、その姿はまだ見た事が無い。 後味の悪いシリーズを最近書いていないなと思い、新しい話を考えてみました。今作の登場人物のような経験は全くしたことが無いのでリアリティに欠けます。
故郷に嫌気がさして旅立った男。彼が旅の中で見たものとは、そして、理想郷とは……。
女性同士の同性愛です。というか、片思い。
彼女と擦れ違った瞬間、夏の匂いが膨らんで、弾けて、消えた。と言った具合。