森に囲まれた屋敷。霧煙る庭園でハープを奏でていたあたし、クリスタル。 彼がやってくることをいつも待っている。
サーカスで竪琴を奏でる唄い子ラビダ。彼女は密かに父と同じ魔術師に憧れていた。今宵も一人テントで蝙蝠を薔薇に変える訓練をしているが…。
深い森。それはどこか不思議な自然の力が働いていて……。
平成8年……1996年、中学二年生時の作品。 草原に到着後は未完成のままだったのですが、2012年についに草原到着後から新規執筆完成。 16年の月日の経過であたし本人の文章の表し方や恋愛価値観など違いが現れているかもしれません。
江戸時代を舞台にした不可思議な物語です。
白雪姫を題材に、女王にスポットを当ててみました。