桐崎 新

桐崎 新

きりさき あらた

一次創作です。明るい内容ではありません。

死神は林檎しか食べない

林檎しか食べない死神少女の話です。タイトル含め設定の一部に某漫画の影響を受けています。死神は性質上、悪く言われることも多いですが、おそらく仕事として割り切ってやっているんだろうなと思います。そういうメンタルの強さを持ちたいものです。死神が写真に写るかどうかは知りません。

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水魚の交わり

主人公の人魚の設定は小川未明の『赤い蝋燭と人魚』をもとにしています。人間のエゴに振り回される人外が同じ境遇の同胞と心を通い合わせる話です。

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花冠の墓標

死体を確認していないから死んでいると認識できない。いつまでも面影を探してしまう。 「私」は人間ではありません。また、女主人も人間ではありません。「私」は女主人とは別の生き物になったと思っているようですが、本質は似た者同士なのかもしれません。

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暗闇で鈍く光る菫色

「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」という格言は有名ですが、はたして、深淵をのぞいた時点で、自分も正常でいられるのでしょうか。すでに怪物に片足を突っ込んでいるのではないか、と考えてしまうのは野暮なことでしょうか。

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夕暮れの鳥

無邪気という名の邪気を振り撒く小さな怪物。子供は平気で小動物を殺したりしますが、悪いことだとは思っていないのでしょう。大人に成長すれば、自身の行いを省みることがあるかもしれませんし、ないかもしれません。

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最果ての森

その森は朝と昼がなく、いつまでも夜だった。どこかで、誰かに囁かれている、民間伝承のようなものです。

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欠けた月

今際の際の走馬灯。子供を愛せなかった母親の哀詩。母性というのは宿るものではなく育むものです。

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