お話を作るのが好きです。
お話を作るのが好きです。漫画やらゲームやらを作ってましたが、やはり小説も書きたいなあという事で書き始めました。それぞれ別々の面白さがあって良いですね。
『俺の生まれが彼女より先で、そこに兄妹をこじつけた。ただそれだけの事である』 ……深夜の自宅、ソファーでくつろぐ一人の青年。そこに妹の文月が知らせてくれた話は、切羽詰まった様子ながらも何か致命的な部分が歪んでいた。家の内側に漠然と発生した仮定の侵入者、文月のもたらした不条理、適切に折り合いを付けて処理できなければ、彼の行く末はどうなってしまうのだろうか。あるいは別にどうともならないのかもしれないが。