落伍者に焦点を当てた物語が多いです。かなり昔の過去作は正直お見せするのが恥ずかしいですがあえて残します。もしかしたら書き直したりするかもしれません。
傘下莞爾(かさもとかんじ)です。
普段は『傘下屋』名義で3Dモデルを作ったりしてます。
言葉でしか表現できないものを探して、たまに筆を執ります。
23年辺りで流行した異世界ものをテーマに、自分なりの解釈と趣向を盛り込んでいます。 ずっとシリアスで所謂『なろう系』よりも文体を硬くずっしりしたものにしていますが、なんとなく読み流しても楽しめるように展開していこうと頑張っていますので、是非読んでみてください。
………時刻は午後13時。抜けるような青空は雲一つなく、ここ数日で一番の快晴。私達は今日、戦争を始める。 メカアクション・ファンタジー。
拡張現実との均衡を保つために帯域を調査する周波数調整員。 その活躍を描くとするなら『俺』は主人公には向かないのでは…… 都市の幽霊。機械仕掛けの幻想。龍を追う者。 逢魔時の欠落者。その日常を描く。 この作品は「星空文庫」にも掲載しています。
震災によって発電所から放射能漏れを起こしている無人街。 真白凪《まもうなぎ》はその街で誰にも見つからずにひっそりと死んでしまおうと、衝動的にバイクを走らせる。 しかし、海岸沿いのホテルを見つけ、中に入ると大学時代の後輩、綻陽鼎《たんびかなえ》と再会した。 これは、二人の化物が静かに暮らす物語。 【注意】この作品は日常系ですが、以下の内容が含まれます。 ・カニバリズム描写 ・震災、放射線描写 ・重度鬱の心理描写 ・R15程度の性描写