孫の作品2

 妻の誕生日パーティーから2週間たって孫一家がやって来た。孫はテーブルに座って何か書いていたが約30分後に「できたッ」と声を出した。
「おじいちゃまにもお手紙書いたよ」と言って渡してくれた文章が今回のものだ。私は記念にしたいので本人の了解を得て星空文庫に出すことにした。孫娘は私にも心温まる手紙を書いてくれたようですごく嬉しい。

  大好きなおじいちゃまへ♡
今日はなぜ「大好きなおじいちゃまへ♡」と書いたかというと、私のおじいちゃまはおもしろい友だちのようだからです!
ではまず、私がなんでおじいちゃまは「おもしろい友だち」と思ったのか、いくつか例をあげたいと思います。
1つ目は、いつもおじいちゃまのおうちに行くと、おじいちゃまがリビングでまっていて私をだっこしてくれました。お店屋さんごっこをして遊んだあとはいつも私を背中におんぶして「ねんねんころりーよ、おこーろーりーよー...」と歌っていました。私はその催眠術にかからないようにひっしで「ねない! ねない!」といったのをよく覚えています。
2つ目は、海でのできごとです。(ここからは昔話風です!)あるとき、私とおじいちゃまが海に入っていたら、きゅうにおじいちゃまがいなくなったのです!? そしてさがしていたらなんと!? ワカメをかぶったおじいちゃまがいるではありませんか! そして私はびっくりぎょうてん! おしまい。というお話です。私は
その話を(昔話を)覚えていませんでしたが、おばあちゃまが話してくれました。そんなこんなで、おじいちゃまはじょうだんのきく「おもしろいお友だち」という印象になったのです!
さて、ここからが本題です。
 大好きなおじいちゃまへ
私はおじいちゃまやおばあちゃまからたくさんのものをもらいました。たとえば、話をしてくれるお人形のコとか、おばあちゃまが作ってくれたペンギンさんの「ペンちゃん」(私がつけた名前で、おうちにいるお人形やぬいぐるみにも全員名前がついています!)、そして何よりたくさんの愛情をもらいました。残り少しの時間だけど、たくさん遊ぼうね!!! 
      おじいちゃまとおばあちゃまのために...みさやより
   2020/5/24        

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