憂い時、生きてる

皮肉なことに 憂い時、生きてる
何って、それはさ、
たまに公園で歩けば、風が吹いてさ、気付けば爽快な気分になってる。
正直、それで十分って生きていける。

でもそれだけが生きてる理由な訳ない。
そのぐらい知ってる。馬鹿じゃない。
でもあっちへ行くような人間でもない。

皮肉なことに、憂い時、生きてる
何って、それはさ、
たまに夜が目を瞑れば、想像をしてさ、気付けば憂鬱な気分になってる。
正直、そうならない様に起きてる。

でもこの世界、生きてるだけが全てじゃない。
そのぐらい知ってる。馬鹿じゃない。
でもそっちへ行くような人間でもない。

はあ?って、それはさ、

ああ見ても聞いても分かる訳ない。
生きても死んでも、同じじゃない。
なんて生まれて20年じゃ分かる筈もない。

憂い時、生きてる

憂い時、生きてる

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-04-13

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted