sleep in day

休憩所で音楽を聴いて
充電が減っている携帯
午後の涼しい陽が射して
反射している 懐かしい世界
視界は 段々 鮮やかになるから
僕は安らかにうたた寝をする

何かに 今頃気付けるなら
これからの時間に期待が出来るから
そんな風に想いながら 頬杖をついて
首を揺らしながら目を細めると
カラスが何処かへ鳴く 人は何処かへ歩く
僕は呟く きっと なるようになるから
きっと なるようになるからさ
何処かへ行こう この思想のままに

非日常な休日を過ごして
磨り減っている感情
午前の朝早くに起きて
欠伸している 清々しい世界
視界は 段々 また鮮やかになるから
僕は安らかに二度寝をする

何かと 今は忙しいから
これからの季節に時間が出来るから
そこら辺で話しながら 馬鹿になって
歌を歌いながら夢を語ろう
子どもは何処かへ叫ぶ 君は何処かへ歩く
僕は囁く きっとなるようになるから
きっとなるようになるからさ
何処かへ行こう 意の向くままに

目を瞑りながら

sleep in day

sleep in day

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2019-09-24

Copyrighted
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