19才の世界思想

革命鳴夏/五月病の僕 作

子供じゃない感覚に戸惑って焦燥に煽られていた
今が全てだと思いながらも少し先を意識していた
自分らしくありたいと決めた傍から誰かに憧れた
悲惨な現実を知った傍から何かを夢見ていた

頬杖をついて空を見上げた
いつか飛んでいくのだろうと想像を膨らました
ほんの少しだけ変わっていく日々に一早く気付き
滅んでいく世界を傍観していた

咄嗟にでた言葉に勘付いて君は突然僕から離れた
僕は過去なんか気にするなという歌詞を口ずさんだ
世界中の幸せを願った傍から誰かを馬鹿にした
無意味な写真を捨てた傍から何かを思い出していた

悟ったつもりで詩を書き上げた
いつか皆無くなるのだろうと常識をひけらかした
やけに爽やかに過ぎていく刹那に僕一人気付き
これから始まるのだと開き直った

どれだけ愛でても花は枯れた
どれだけ時間をかけても間違った
どれだけ現実から逃げても逃げても時は来た
これが僕の「19才の世界思想 」
今までの人生から創ることができる全てだ

19才の世界思想

19才の世界思想

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2019-02-16

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