風吹き抜ける、白化粧の街

与えられる苦痛は



万人に等しい



無差別な襲撃に身を縮めこむ



おしくらまんじゅうに焦がれるも



独りコートを羽織る空の濃紺は



残酷なほど澄み渡っていた

風吹き抜ける、白化粧の街

 1人でも、あぁ…綺麗な世界と思ってくれる人がいたら、骨が溶けるくらい泣いてしまうほど喜ばしいことだと思ってます。

風吹き抜ける、白化粧の街

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2018-11-24

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