Rains driver

雨の中 僕の車が張り切ってる
エンジンを噴かして君の元へ向かう
片思い そんな言葉がきっと丁度いい
眼中に無い なんて言われたら終わり

雨の中 傘をさして僕を待ってる
好きなROCKを聴いて君の元へ向かう
肌触り 良いコートでそっと抱きしめる
夢中になる そして今日も終わってる

全然違う趣味だって
一緒に居れば
段々同じになるって
ネットに書いてた
散々な一日だって
君に会えば
段々幸せになれるって
君が教えてくれた

そんな君の
そんな人に
僕もなれたらな

雨の中 初めて手を繋いだ時
君の体温が少し温かいことを知ったよ
両想い そうなりたいと思ってる毎日です
会えるのは たまにだけど

雨の中 そんなことを考えて
君の元へ向かう時
エンジンを噴かした車が突っ込んできた
走馬灯 そんな言葉が丁度良い
何もない 暗闇の中で灯りがぽつり
君との少ない思い出が
僕の頭を駆け巡るのでした

Rains driver

Rains driver

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2018-09-17

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