選挙と名言

 私には好きな名言がいくつか有り、折々に頭に浮かんで来る。困った時、悲しい時などはこれら偉人の言葉が心に響く。
今回は国会議員選挙があり、有権者として候補者を選ぶ時が来た。有権者は自分たちの生活と国がよくなるように立派な人物を政治家に選びたいと思うのは当然である。私が誰にしようか、どの党にしようかと悩んでいると、リンカーン、福沢諭吉、ガンジーの言葉が想起された。
  「人民の人民による人民のための政治 」(リンカーン)
  「世の中で一番悲しい事は、うそをつく事です」 (福沢諭吉)
いずれも有名な言葉で有権者の誰もが知っているが、特に候補者には忘れてほしくないものだ。
さらに私の好きな言葉で、これも全ての政治家に銘記して貰いたいものがある。
  「すべての人の目からあらゆる涙を拭い去ることが私の願いである」(ガンジー)
  「7つの社会的罪」(ガンジー)
    (1)理念なき政治(2)労働なき富(3)良心なき快楽(4)人格なき学識(5)道徳なき商業(6)人間性なき科学(7)献身なき信仰
私はこれら珠玉の名言に照らし合わせ、政治家としてふさわしい候補者に迷わず投票したいところだが、現実にはなかなか難しい。出来る事なら世論調査でよく使われる「どちらかと言えば」の曖昧な手法で選ぶのは避けたい。しかし、判断出来なければそれも仕方ないか。 
2017年10月6日

選挙と名言