不登校と一人夏

待ちくたびれたよ 爽やかは
必要ないから 放っといてよ
言えばいいのにさ 退屈だって
学校抜け出してダンクシュート

街に繰り出そう 不登校
君には言ってないから 耳塞いでてよ
聞いてしまうのは 憂鬱だって
もう話すことなんて無いでしょ

私なんてさ 何も上手くいかなかった
だから そんな悩み 下らないな
悲しいなんてさ はぁどうしようもないなぁ
じゃあ いっそのこと 消えてしまえ

自分勝手にしたよ 馬鹿だから
好きじゃないなら 放っといてよ
見れば分かるのにさ 退屈だって
過去思い返してフラッシュバック

雨を飲み干そう 少年少女
君には言ってないから 忘れていいよ
病んでしまうのは 憂鬱だって
手首切るのも生きてこそでしょ

私だってさ 何も恵まれなかった
だから そんな悩み 下らないな
死にたいなんてさ はぁどうしようもないなぁ
あぁ 一人でそこ 逃げてしまえ

不登校と一人夏

不登校と一人夏

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-07-24

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