僕のゆめうつつ

夢と現実の区別がつかない状態

切ない風に揺られ
僕は今日も うとうとします
青く涼しいこの風は
そうだあの日も吹いていたっけ

淡い想いに駆られ
君に時たま 微笑みます
隣で話せるこの席が
きっともっとも幸せなのです

ああ そうだったっけ
もうどうしようもないなぁ
眩しさにやられて
眩しさにやられて

大変つまらぬ授業です
僕は今日も ふと思います
ぺちゃくちゃ煩いあの娘には
ここに居る意味はあるのかなぁ

夕方の眠気に襲われ
ノートの上に 目を閉じます
そうして間もなくこの僕は
いつもごろんと寝転びます

ああ そうだったっけ
ずっとこのまま生きたいなぁ
刹那を笑わせて
刹那を笑わせて

ああ そうそのままで
ああ そうそのままで

僕のゆめうつつ

僕のゆめうつつ

僕のゆめうつつ

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-02-06

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