瞳に映る景色

嗄鳥鳴夏 作

Reno庵「Reno Sleep 1」を聴いて。

ちなみに言うと、この曲は二人で眠ってる時によく流してた。
当時、これを聴いて書いたってことは結構な思いがあったんだろうな。
この詩に。今は分かんないけど。なんか儚いな。
後、詩が出来たから聞いてって初めて父親に車の中で読んだ。
まあまあだなって評価してくれた様な気がする。
いや、酷評だったかも。

分からない
真実は 何も
地球が回る意味 社会に埋もれる意味
僕はただ何年後も 同じ陽に照らされて
君の温もりを 感じていたいだけなのに
それだけなのに

分からない
真実は 誰も
命が尽きる意味 今日が終わる意味
僕はただいつまでも 同じ季節の中で
君と目を 瞑っていたいだけなのに
それだけなのに

きっと答えを知る前に死んでしまう
全てを分かる頃には 
今の環境は存在しない
家族や友達 彼女や尊敬する人は
時間の中に埋もれて
木枯らしに吹かれて 遠くへ消えてしまう

こんな世界の中で
こんな未来を知っているのに
こんなことしかできない僕は、

見えない
行方は 今も
現実と理想 旋律と希望
僕は今までも これからも迫りくる困難に 
準備しないで 逃げることしかできない
肩を掴まれないように
 
聞こえない
説教は いつも
現実と夢想 登校と下校
僕は今までも これからも自分を信じ
耳をふさいで 走ることしかできない
心を閉ざさないように

きっと完璧な人間ではないから
全てを求めても
叶うことはないから
嘘や嫉妬 癒しに執着する僕は
瞳の中で溺れて
潮風に吹かれて 空の向こうへ消えてしまう

瞳に映る景色

瞳に映る景色

  • 自由詩
  • 掌編
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2017-01-11

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