孤独の咀嚼

嗄鳥鳴夏

そしゃく
【咀嚼】
食物を細かくなるまでよく嚼(か)むこと。比喩的に、物事や文章の意味を考えつつ味わうこと。

孤独に耐えられるなら 私は求めない
涙が落ちるのは 貴方に会いたいから
夕方が射して、一つの溜息を吐く
突然雲が覆ったなら、小雨が頬を打つ

夢を描いた時間から 一人止まったまま

背中を曲げて頭を垂らす花を
怒りで踏み潰した

自然に変わらないなら 欲を求めない
弱さが見えるのは 貴方が真似したから
憂鬱が増して、僅かに過呼吸になる
突然行方を眩ませたなら、面影を思い出す

肌が冷めた時間から 心は熱したまま

真下を向いて噛み締めた唇を
勢いで磨り潰した

孤独の咀嚼

これが初期のやつ。コンセプトは思いっきり変えたかな
彼氏視点から彼女視点。色々経験談織り交ぜてたんだけど
少しダサいんでね

「孤独の涙」

孤独に耐えれるなら 君なんか求めない
涙が流れるのは 君に会いたいから
夕の陽を浴びる 一つため息をつく
気づけば暮れて 冷たい雨が頬を打つ
あの時に描いた僕は 何処で何をしているのか
あの時に描いた夢は 何故に捨ててきたのか
背中を曲げ頭を垂らす心
公園の影で立派に咲く花
 
僕はどれだけ砕けても 君なんか求めない
弱虫になりたくない 君を守れないから
憂の日を生きる 二つ荒息たてる
追い詰められて 冷たい風が頬を打つ
あの時に冷めた君は  何処で何をしていたのか
あの時に熱した僕は 何故に言ってしまったのか
前を向き走り追い駆ける影
下を向き一人噛み締める唇
もしも再び出会えるなら
二度とその手を離さない

孤独の咀嚼

彼女は彼氏を待っているのです。 でも理解しがたい現状を咀嚼しようとしている。 一人で。

  • 自由詩
  • 掌編
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2017-01-09

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