無党派

犬棒あたる 作

 7月には参議院議員選挙がある。選挙は大切と思っているので、さっそく妻と不在者投票所に行って来た。誰を選ぶか判断に迷うのはボケのせいばかりではない。いつも政策をみて決めているが、良いことばかりを抽象的に述べられていると、これまたどの党にするか迷う。だから、自分にも関係する身近な事柄で決めるしかない。年金を減らされては困るし、物価を上げられても困る。福祉の行方も心配だ。つまり生活防衛のために一票を投じることになる。勿論、苦労をしたので戦争は絶対反対である。こうなると、政治家は色んな有権者に気配りしなければならないから大変だと思う。総理大臣は別として、一代議士が百家争鳴の中で政治を動かすのは難しそうだ。 それに、「政治の世界は一寸先闇」と言った人がいたが、そんな闇の中で、足を引っ張られて階段から突き落とされることもあるのだろうか。立派な政治家がその様なことになったら気の毒だ。少なくとも国民には明るく見える所であって欲しいものだ。
 私はどの党にも属してない無党派だ。シガラミに縛られないから気楽だ。私に眼力が無かったばかりに、選んだ人や政党が期待はずれだったこともある。その時は次回の選挙では別の党を選ぶ。馬券を買うような気分で、期待は大きい。気楽に政治に参加できるのも有難い。しかも、今の世の中、無党派層の割合は大きい。私は同じ無党派ということで彼らに親近感を覚える。一旦おなじ思いで選挙の時に団結し、政治を動かすことが出来たらすごい力だ。一生懸命やっている政治家には申し訳ないが、有権者の一人として言いたい事がある。会議中の野次、居眠り、欠席、それに裏でのカネ、サケ、オンナのスキャンダルは何とかならないものか。車椅子を押して貰ってまで投票所に行くのが馬鹿らしくなる。
2016年6月28日

無党派

無党派

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2016-06-28

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